オリゴ糖が便秘解消に効果あり! その秘密は?
2014/12/02
2017/04/11
監修: 快適ヘルシーライフ編集部
女性の大敵「便秘」。乳酸菌やビフィズス菌が効くと言われ、今もなおヨーグルト人気は高いですが、最近では乳酸菌にプラスして「オリゴ糖」が注目されています。「オリゴ糖」と聞くと、砂糖などの糖の仲間なのかなと思っていましたが、そのオリゴ糖が便秘に効くらしいのです。
なぜ、オリゴ糖が便秘に良いのか? オリゴ糖とは一体何なのかをちょっと勉強してみましょう。
1.ビフィズス菌や乳酸菌を活性化させる「オリゴ糖」
オリゴ糖入りヨーグルトが人気を集めています。オリゴ糖とは、皆さんが良く耳にするブドウ糖や果糖などが複数集まったもののことで、「少類糖」とも呼ばれています。体のなかで吸収されることがなく、腸へそのまま到着しビフィズス菌や乳酸菌といった腸内細菌のえさとなり活動を活発化させる役割をしています。
2.オリゴ糖が便秘に役立つ理由とは?
オリゴ糖は糖の仲間ですから、腸内細菌のえさとなって細菌の活動を活発化させる役割を持っているのです。これがヨーグルトの中に含まれる乳酸菌やビフィズス菌の働きを高め、大腸の働きを活発にし、便秘解消に繋がるのです。ヨーグルトの中に含まれる乳酸菌やビフィズス菌だけではなく、体内にある腸内細菌の作用をアップする役割もしています。
3.オリゴ糖を効果的に摂取できるタイミングとは?
オリゴ糖を摂取するには、やはりオリゴ糖入りのヨーグルトが一番手軽ではないかと思います。ヨーグルトというと朝食にトーストと一緒にというさわやかなイメージもありますが、人間の体は寝ている間に多くの代謝を行っています。そういうことを考えると、寝る2時間くらい前にヨーグルトを食べてから寝るのが理想的。寝ている間に腸の作用回復させ、翌朝にはすっきりした状態で動き出せるようにしてみてはいかがでしょう。
4.最後に
オリゴ糖とはどんなものなのかをおさらいしておきましょう。
- ブドウ糖や果糖など複数の糖が集まった「小類糖」
- 乳酸菌やビフィズス菌の活性を高める効果がある
- 夜寝る前に摂取することで効果が高まりやすい
オリゴ糖はヨーグルトだけではなく、サプリメントとして販売されているものもあります。ご自分の取り入れやすい方法で摂取しましょう。もちろん、体に異常がある場合には専門のお医者さんに診てもらうことも大切です。